巣立ち

ぐり先生

2011年03月05日 18:36

この春、モンチが晴れて大学生となります。

5歳から13年間 ほぼ毎週会っているモンチ。
小犬のように ぐりや年上の生徒さんたちの足元をじゃれていたモンチ。
いつの間にか身長は ぐりを追い越し、すっかりお姉ちゃん。
一見クールを装いつつも感受性は強く、シャイで素直な優しい女の子です。

バリバリ弾きまくるといったタイプではなかったけれど、
高校生になって、ジャズの響きに触れた頃に
スイッチがオンになったように思います。


なにはともあれ、ピアノのレッスンの日、
レッスンの時間にしかピアノを触れることができなくても、


「この子が続けたいと言うので…」


と、いつも温かく見守って下さったモンチのご両親には、
心から感謝の気持ちでいっぱいです。



4月に社会人1年生となるモンチのお姉ちゃんの教室卒業を耳にしたときは、
予想はしていたものの、玄関先で思わず涙をこぼしてしまった ぐり。。。

別れは笑顔のほうが好きです。


いつも通りに おバカな話でゲラゲラ笑いながら(どんだけだ 笑)
また来週!みたく終わろうと、固く決意して伺った最後のレッスン。

会うなりモンチが、鼻をグスグスいわせて目を潤ませていました。

モンチよ、君も哀しんでるのか・・・
なーんて思ってたら、単なる花粉症だった!!(笑)


最後にモンチと『卒業写真』を連弾しました。 ちょびっとしんみり・・・




いつも季節の小物で玄関を飾り、ぐりを迎えて下さったモンチ家。
時間に追われている ぐりが、どれだけ癒されたかわかりません。



十二支の小物。
ぐりも毎年飾る度に、モンチ家のことを思い出し、
いろんなことを思い浮かべながら一人、、、

笑ってしまうに違いありません^^(笑)

ほんとに楽しい時間でしたから♪



18歳の人生のうちの13年間、一人のヒトと、長く付き合うって、ぐりも責任を感じます。
これだけの時間、音を合わせてくると、お互いの気持ちは 黙っていてもわかります。
この日も あんまり多く言葉を交わさなくても十分に通じていたと思います。



先生と生徒 でもあるけど 、やっぱり 人と人。
いつもお互いに敬意や感謝の気持ちを持っていたい。
それがあったからこそ、こんなに長く楽しい時間を過ごすことができたのだと思います。

モンチのレッスンを振り返って、そう思いました。


モンチ、夢に向かって大きく羽ばたいて下さいね。
心からありがとう。
そして、これからもよろしく。

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