2012年06月22日

幸せのカタチ

幸せのカタチっていろいろだと思う。

歳をとったからか(笑)、そんな線引きはだんだんどうでもよくなってきた。


年が明けてから記事に書かせてもらったお子さんたちは、それからもどんどん加速が続いている。

何がどうなってきたかって、もちろん子どもさんたちは意欲的になり、
笑いや会話が大幅に増えたけれど、
お母さん方とのお話の内容が、以前とは全然違う。

「そんな日がくるのかなぁ。。。」と、暗い表情を浮かべることもあったけど、
今じゃ、着々とレッスンをこなしていくお子さんの様子をごらんになってか、
いい意味でとってもドライになったと感じる。

お子さんと、ある程度の距離を保てるようになると、
親御さんご自身も気持ちの切り替えが早くなるね。


同じことを、同じように話しても、受け取り方は様々だ。
それは、コンディションや思考の傾向にも大きく関わっているかもしれない。
そしてそれだけデリケートなことでもある。


『子どもの問題』と『親の問題』とを分けて考えるということ、
『困った子』なのか『困っている子』なのかの認識違いでもあるのだろう。



「なかなかヒトには話せないし、話したところでそれぞれ違うので理解は得にくい」と、あるお母さんが仰っていた。
孤独、情報過多、疲弊、常に張り詰めて冷静な判断ができなくなっているのもあるかもね。

皆さんに、一日も早く心が安らぐ日が訪れますように。


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この記事へのコメント
私も若い頃は『こうでなければならない、あるべき』にとらわれていたのかを思い出します。

その節は、孫がお世話になりました。
まさかピアノを弾けるようになるとは思ってもみませんでした。
学校で合唱の伴奏をさせてもらい、その懸命な姿に私ども涙がとまりませんでした。
ピアノの指導、私ども家族も含め心のケア、何度となく救われた先生の聡明さ。
気付けば私ども「先生が、こう言ってくれたから」と、いつも心強く物事に向かうことをしておりました。
先生にお会いできましたこと、本当に感謝いたしております。
また新しい環境でも、家族一丸となって、先生譲りの明るさで日々過ごして参りたいと思っております。
先生、生徒さんのご多幸をお祈り致しております。
Posted by 松爺 at 2012年06月23日 20:58
お母さんにも発達障害があったり、大人の場合は二次障害もあったりで、とてもデリケートかつ複雑な問題ですよね。
知識や経験だけでなく、愛がなければできるお仕事ではありませんね。
発達にバラつきがあるお子さんの親は、何をするかよりも、誰と関わるかを重要視しています。
ありがたいお教室だと思います。
Posted by タンポポ at 2012年06月24日 10:47
 
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